【 滋賀 草津市 】諸国の大名も安全祈願に訪れた立木神社

この記事は約5分で読めます。

武甕槌命を御祭神として祀られている立木神社は歴史も古く( 1250年以上 )、東海道の草津宿にあったため、参勤交代のおりには諸国の大名が草津宿を通過する際に必ずここ立木神社で道中安全を祈願していたそうで、厄除開運・交通安全の神社としても信仰されています。

スポンサーリンク

立木神社(たちきじんじゃ )

訪問日 2020年8月9日(日)

御祭神

《 主祭神 》

武甕槌命

御神紋

西六条藤

創建

神護景雲元年( 767年 )

所在地

滋賀県草津市草津4-1-3

立木神社について

ここ立木神社は1250年以上の歴史のある古社です。 車通りの多い車道横に建っていますが、ひとたび立木神社に入ると、その喧騒が嘘のように穏やかな空気に包まれます。

神護景雲元年( 767年 )に茨城県( 当時の常陸国 )の鹿島町を武甕槌命が白鹿に乗って出発し、春日神社( 現在の春日大社 )勧誘の途中に、この地に着かれました。

その時に持ってきた柿の鞭を地面に刺し「 この木が生え付くならば吾永く大和国三笠の山(現・春日大社)に鎮まらん。」と述べ、再び春日神社に向けて旅を続けられたのですが、その後、残された鞭から根が生えやがて成長し枝葉を付けたそうです。

これを見た里の人々はその出来事にいたく感動し、この木を祟めて社殿を建て武甕槌命を祀り【 立木神社 】 と呼ぶようになったのが始まりだとされています。

春日大社とは兄弟の間柄とされていますが、創建は立木神社が神護景雲元年( 767年 )で、春日大社が神護慶雲2年( 768年 ) となっており、こちらの立木神社の方が歴史が古い事になります。

東海道に面する立木神社は、江戸時代に大宿として栄えた草津宿の歴史絵巻物にもその姿が描かれています。 この地にこんな光景が広がっていたんだと思うと感慨深いです。

※ 画像は 立木神社HP からお借りしました。

立木神社 【厄除開運・交通守護】
厄除開運・交通守護 滋賀県草津の旧東海道&#12395...

清々しい空気の流れる参道

ここ立木神社には数え切れないくらい参拝させて頂いているのですが、緑の木々に覆われた鳥居、この先にまっすぐ続く参道、流れてくる清々しい空気、ここに立っていると、本当に気持ちが洗われます。

鳥居をくぐった瞬間にドヨーンとした空気に包まれる神社も稀にありますが、立木神社は本当に気持ちが良いと感じる神社です。

個性的な狛犬さんがお出迎え

そしてまた、ここ立木神社は狛犬さん( 狛鹿さん )がたくさん奉納されているのも魅力的^^ 私、狛犬さんが大好きなので、こういう個性的な狛犬さんを見ると、思わず顔がにやけてしまいます。

この狛犬さんはドラえもんみたいに首に鈴を付けてます。 阿さんは大きい口を開けて笑ってるみたいでしょ?

石畳の参道を抜けていくと、右手には手水舎。

手水も個性的^^ コロナが流行する前は獅子の口からチョロチョロと水が出ていたんですけど、今はコロナ対策で竹筒からお水を流しています。

立派な四脚門の前には狛鹿さん。 子鹿のバンビちゃんも一緒です。

スポンサーリンク

御神木の柿の木

こちらは立木神社の御神木の柿の木( 樹齢数十年 )です。 とっても小さい柿の木だったので、最初にお参りした時は「 地面に刺した鞭から根が生えて大きく育ったと言われる柿の木がこれ!? 」って、ちょっとビックリしたのですが、先代の柿の木は枯れてしまったようで...

先代の柿の木は根株が黒柿となって立木神社で大事に納められているそうです。

境内の真ん中には立派な拝殿。

拝殿の右側には、【 えびす神社 】

その横には、【 天照皇大神宮 】

脇道を入った先にある立木弁財天社

天照皇大神宮の左側に脇道があるのですが、小さく【 弁財天神社 】 の立て看板があります。 初見だと見逃してしまいそうですが、立木神社にお参りされた際は弁財天さんにもご挨拶してあげて下さいね^^

赤い鳥居の先に進むと門扉があるのですが、施錠されていないので、その先にも進む事が出来ます。

とても小さい祠ですが、私は弁財天さんが大好きなので、ここでは念入りにお祈りします。

たくさんの境内社

本殿の左右にはたくさんの境内社が置かれています。

【 五社 】多賀大社、熊野神社、龍田神社、下鴨神社、上鴨神社
【 七社 】竹生島神社、愛宕神社、日吉神社、稲荷神社、廣田神社、八坂神社、大将軍神社

幾度か焼失するも再建された本殿

本殿は、三間社流造 間口三間・奥行三間 です。

1200年を超える歴史の中で幾度か焼失しているそうで、現在の社殿は、応仁元年( 1467年 )の兵火で消失後に再建されたものになります。

古くからある神社は戦火で焼き討ちにされたり火災で焼失したものも多いですが、こうやって見事に再建されて現在まで形を残して下さっている事は、本当に有り難いですね。

本殿左奥に建つ立木稲荷社

本殿の左脇を奥へ奥へと進むと【 立木稲荷社 】が置かれています。 参道入口をふさぐように大きくそびえる大木。 何の木かはちょっとわかりませんでした。

弁財天さん同様、こちらのお稲荷さんも忘れず参拝してあげて下さいね^^

こちらもどうぞ
【 滋賀 東近江市 】6柱の神様が迎えてくれる六所神社
【 滋賀 東近江市 】長い石段、山頂にひっそり佇む雨宮龍神社
【 滋賀 甲賀市 】交通安全祈願と厄落としならここ田村神社
【 滋賀 甲賀市 】朱色の楼門が美しい甲賀の大鳥神社

まとめ

節目節目でお参りしている立木神社ですが、春になると桜が満開に咲き誇り、とてもキレイです。 11月の七五三の時期には、七五三詣りに訪れるたくさんの親子、可愛くおめかしした子供さんの姿に、息子たちが小さい頃を重ねながら思わずほっこりしてしまいます。

滋賀の草津に来られた際には、是非とも立ち寄ってほしい神社の1つです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました