都美恵神社での参拝を終えて続いて向かったのが、三重県亀山市に鎮座する川俣神社です。 こじんまりとして質素な神社ですが、樹齢1000年の御神木が有名で、境内には御神木以外にも樹齢600年を超え枝垂れ桜など古木が多く、川俣神社の歴史の古さを感じる事が出来ました。
川俣神社( かわまたじんじゃ )
訪問日 2020年8月2日(日)
御祭神
《 主祭神 》
大比古命
《 相殿 》
神武天皇
仁徳天皇
品陀和気命
豊受姫命
大日孁貴尊
《 配祀 》
大山祗命
八衢比古神
八衢比売神
稲倉魂命
大巳貴命
大田命
大宮姫命
保食命
須佐之男命
須徳天皇
大物主命
市杵嶋姫命
木花之佐久夜比売姫
火之迦具土神
御神紋
抱き沢瀉
創建
西延喜式神明帳( 今から1080年程前の編纂 )にその名を残しており、平安時代の昔から、この加太の地に鎮座していると言われています。
所在地
三重県亀山市加太板屋5470
川俣神社について
19柱の神様が祀られている川俣神社、主祭神は大比古命は第八代孝元天皇の第一皇子で第九代開化天皇のお兄様です。
第十代崇神天皇、第十一代垂仁天皇の御代を通じ、四道将軍の1人として皇威の宣布と地方の開拓に大きな功績をあげられ、その後、川俣の縣の造( あがたのみやっこ )としてこの地方を治められた大比古命がお宮を造り、神田、神戸を献上されたと伝えられているそうです。
裏門から失礼します
グーグルマップのナビの指示に従って到着した空き地の方から入って行ったのですが、小さい小川の流れるちょっとした藪みたいなところが入り口になってる...と思ったら、こちらは裏門でした^^;
木々のトンネルをくぐるように、光の差す鳥居を目指して階段を登っていきます。
自然に囲まれた社殿、穏やかな空気が流れています。
境内には土俵もありました。 川俣神社では、古くから神前相撲が行われていて、昔は 【 加太の3人相撲 】と呼ばれていたそうです。
伊賀、伊勢、近江 の3ヶ国の力士が勝負を競っていたんですって^^
社殿でお参りを終えて、境内で写真撮影をしていると、社務所から50代くらいの女性がにこにこして出て来られました。どうやら、宮司さんの奥様のようです。
境内のどこを見回しても、樹齢1000年の御神木が見当たらなかったので、奥様に尋ねるとご丁寧に裏手にある御神木のところまで案内して下さいました^^
樹齢1000年(?)の御神木
「 ほんとに樹齢1000年超えてるかどうか分からないんですけどね~ 」
なんて笑いながらおっしゃってましたが、太くまっすぐ伸びた大杉は存在感たっぷりでした。
あとでネットで調べたてみたのですが、環境庁が発刊している【 日本の巨樹・巨木林 】には、推定樹齢300年以上と記されているようで、奥様が言われている通り、樹齢1000年は超えていないみたいです^^;
樹齢600年の枝垂れ桜
社殿の前には、樹齢600年という枝垂れ桜も...境内でも一際存在感のある桜、桜が満開になったら、さぞかしキレイなんだろうなぁ♪
桜の木の下には、狛犬さん^^
阿吽ともに、凛々しいお顔をされています。
蜂は神様の使い?
余談になるのですが、この川俣神社の前に立ち寄った都美恵神社の駐車場で1匹の大きな蜂に追われて急いで車に乗り込んで、そのまま車で10分程走って、ここ川俣神社の駐車場まで着いたのですが、その蜂、ずっと車にくっついて付いて来ていたみたいで、車から降りた直後にも追いかけてきたんです^^;
それで急いで川俣神社の境内の入り口まで逃げて、蜂を巻いたんですけど、参拝を終えて車に戻ると、まだ車のまわりをブンブン飛び回ってるの(汗)
それで、また急いで車に乗り込んで三重から滋賀へと車を走らせたんだけど、三重県から滋賀県に入って信号待ちしていたら、フロントガラスの前に8の字を描くように舞って、そのままどこかへ飛んで行ってしまいました。
まさか、県境まで追いかけてくるなんて...どんだけ執念深いの!? ってビビってたんですけど、今思えば、もしかしたら神様の使いだったのかもしれません...なんて、勝手に良いように解釈(笑)
神様、何か伝えたい事があったのかなー??

まとめ
いつもは、滋賀とか京都・奈良方面に足を運ぶ事が多いので、三重県の神社はまた雰囲気が違って新鮮でした^^ また日を改めて、三重県の神社・仏閣巡りを楽しみたいなって思います。
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